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お知らせ

更年期障害、更年期症候群:診断、検査、治療、漢方、エストロゲン、エストラジオール(E2)、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)

閉経を前にして、身体の種々の症状て当院を受診される女性の患者様がいらっしゃいます。
皆様、更年期症候群更年期障害をご心配されて来院されます。
更年期の症状には身体症状から精神症状を含めて多種・多様な症状を呈することから、身体所見での診断確定は困難です。
私どもも、患者様の問診、年齢などから臨床診断しお薬を処方することが多いのも事実です。
お薬は漢方薬を処方することが多く、当院での三大処方はが多いのは

rabbit加味逍遙散
rabbit当帰芍薬散
rabbit桂枝茯苓丸

となっております。
その他症状に応じて温経湯五積散温清飲などを使用することがあります。

ホルモン補充療法(HRT)に関しては、種々のお薬がございます。
当院は婦人科ないしは内分泌専門医療機関ではない性格上、患者様の安全性と使用勝手を考慮し、

エストラジオール®エストラーナなどのエストロゲンの貼付剤

を使用することが多いです。
ホルモン製剤は効果も強い反面、身体に不利益をもたらす可能性もあることから、慎重な使用を心がけています。

butterfly更年期の診断

エストロゲンの主要成分であるエストラジオール:E2
黄体形成ホルモン:LH
卵胞刺激ホルモン:FSH

などの血液マーカーを計ります。
この他にも尿中なども含め種々の検査マーカーはあるのですが、これらが異常だからと言って、更年期障害、更年期症候群の確定診断ができるわけではありません
更年期障害に明確な診断基準はなく、正確には種々の臨床所見からの推定診断となるわけです。
私どもが漢方処方をプライマリーに用いるのも、比較的効果も期待でき、患者様の身体的負担が少ないと考えるからなのです。

更年期症候群を疑われている患者様は一度ご相談ください笑う

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