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B型肝炎新薬:テノホビル アラフェナミド フマル酸塩錠(TAF)

ギリアド・サイエンシズ社よりB型肝炎治療の新しいお薬が発売されます。
臨床治験匂いて「従来の核酸アナログ製剤に比し、より強力で、安全性が高い」というメーカーの触れ込みです。

以下にギリアド社よりマスコミに公開されたレターをご参照ください
http://www.gilead.co.jp/~/media/japan/pdfs/press%20releases/3-31-2016/taf_approval_application_release_0331.pdf?la=ja-jp

新しいお薬の導入は慎重を記する必要があります。
実臨床での使用が始まり、多くの患者様に薬が使用されるようになると、臨床治験では有意でなかった副作用等が問題となる場合もございます。

rabbit私の考えとしては、従来の核酸アナログ製剤でウイルスが陰性化し、トランスアミナーゼ(AST, ALT)が正常(<30)の方はよほど副作用等の問題がない場合、新薬への切り替えは慎重になるべきだと考えます。
一方で、従来の核酸アナログ製剤でコントロール不良な患者様においては、この新薬の登場は福音になるのではと考えています。

B型肝炎治療でお困りの方はご相談ください
高度専門医療機関へのご紹介も含め、対応させていただきます

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